通常、MySQL Server Instance Configuration Wizard ドは、インストールプロセスの一部として開始されます。サーバーの設定パラメータを変更する必要があるときは、再度 MySQL Server Instance Configuration Wizard を実行するだけです。
Windows Vista に MySQL をインストールする前にポートを開かなかった場合は、インストール後に MySQL Server Configuration Wizard の使用を選択できます。ただし、Windows ファイアウォールでポートを開く必要があります。これを行うには、項2.3.3.1. 「MySQL Installation Wizard のダウンロードおよび起動」に示されている手順を参照してください。ポートを開くのではなく、Windows ファイアウォールをバイパスするプログラムとして MySQL を追加することもできます。いずれか一方で十分です。両方は必要ありません。また、Windows Vista で MySQL Server Configuration Wizard を実行するときは、管理権限のあるユーザーとしてログインしていることを確認してください。
MySQL Configuration Wizard は、Windows の「スタート」メニューの「MySQL」セクションにある「MySQL Server Instance Config Wizard」エントリをクリックすると起動できます。
あるいは、MySQL インストールの
bin
ディレクトリをナビゲートして
MySQLInstanceConfig.exe
ファイルのディレクトリから直接起動できます。
MySQL Server Instance Configuration Wizard
は、my.ini
ファイルを MySQL
サーバーのインストールディレクトリに配置します。これにより設定ファイルを特定のサーバーインスタンスに関連付けます。
MySQL サーバーの
my.ini
ファイルのロケーションの確認に、このファイル名に類似した引数をサービスインストールの一貫として
MySQL サーバーに渡します。
--defaults-file="C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1
\my.ini"
ここで、C:\Program Files\MySQL\MySQL Server
5.1
は MySQL
サーバーへのインストールパスに置き換えられます。--defaults-file
オプションが起動時に MySQL
サーバーに設定オプションに指定したファイルを読み込ませます。
MySQL Server Instance Configuration Wizard
を再度実行して
my.ini
ファイルに変更を加える方法とは別に、ファイルをテキストエディタで開いて必要な変更を加えることができます。MySQL
Administrator
ユーティリティーを使ってサーバー設定を変更することもできます。サーバー設定については、Server Command Options
を参照してください。
mysql および
mysqldump
コマンドラインクライアントなどの MySQL
クライアントおよびユーティリティーはサーバーのインストールディレクトリにある
my.ini
ファイルのを見つけることはできません。クライアントおよびユーティリティーアプリケーションを設定するには、新しい
my.ini
ファイルを
Windows インストールディレクトリ
(C:\WINDOWS
など)
に作成します。
Windows Server 2003、Windows Server 2000、Windows
XP、および Windows Vista では、MySQL Server Instance
Configuration Wizard は MySQL を Windows
サービスとして動作するように設定します。MySQL
を起動および停止するには、Windows
管理ツールの一部として提供される
Services
アプリケーションを使用します。