MySQL の新規インストールの MySQL Server Instance Configuration Wizard を起動するか、既存のインストールの「Re-configure Instance」オプションを選択すると、「Configuration Type」ダイアログが表示されます。
利用できる設定タイプには、「Detailed Configuration」と「Standard Configuration」の 2 つがあります。「Standard Configuration」オプションは新規のユーザーがサーバーの設定を変更しないで MySQL をただちに起動する場合に適しています。「Detailed Configuration」オプションは熟練したユーザー用でサーバーの設定を細かく設定する場合に適しています。
MySQL をはじめて使用されるユーザーで単一ユーザーの開発マシンとしての設定が必要な場合には、「Standard Configuration」で十分です。「Standard Configuration」オプションを選択すると「Service Options」および「Security Options」を除くすべての設定オプションを MySQL Configuration Wizard が自動的に設定します。
「Standard Configuration」は既存の MySQL がインストールされている場合にシステムに互換がないオプションを設定します。システムに設定するインストール以外に既存の MySQL をインストールしている場合、「Detailed Configuration」オプションをお勧めします。
「Standard Configuration」を完了するには、それぞれ 項2.3.4.10. 「サービスオプションダイアログ」 および 項2.3.4.11. 「セキュリティーオプションダイアログ」 の「Service Options」ならびに「Security Options」の項を参照してください。