次の表は、MySQL 5.1.20 以前で使用できる Windows 用サーバーを示しています。
バイナリ | 説明 |
mysqld-nt | 名前付きパイプのサポートがある最適化バイナリ |
mysqld | 名前付きパイプのサポートがない最適化バイナリ |
mysqld-debug | mysqld-nt と同様ですが、完全なデバッグと自動メモリー割り当ての確認を行ってコンパイルされています |
次の表は、MySQL 5.1.21 以降で使用できる Windows 用サーバーを示しています。
バイナリ | 説明 |
mysqld | 名前付きパイプのサポートがある最適化バイナリ |
mysqld-debug | mysqld と同様ですが、完全なデバッグと自動メモリー割り当ての確認を行ってコンパイルされています |
以前のバイナリはすべて最新の Intel プロセッサに最適化されていますが、Intel i386-クラスあるいはそれ以上で動作する必要があります。
配布内の各サーバーは、同じストレージエンジンセットをサポートします。SHOW
ENGINES
ステートメントは、指定されたサーバーがサポートするエンジンを表示します。
Windows 用のすべての MySQL 5.1 サーバーは、データベースディレクトリのシンボリックリンクをサポートしています。
MySQL はすべての Windows プラットフォームで TCP/IP をサポートしています。Windows 上の MySQL サーバーは、次のリストに示す名前付きパイプをサポートします。ただし、デフォルトでは、プラットフォームに関係なく TCP/IP を使用します。(名前付きパイプは多くの Windows 設定では TCP/IP より低速です。
名前付きパイプの使用は以下の条件に因ります。
名前付きパイプはサーバーを
--enable-named-pipe
オプションで起動したときのみ有効です。いくつかのユーザーが名前付きパイプを使用した際に
MySQL
サーバーがシャットダウンする問題がありましたので、このオプションは明示的に使用する必要があります。
MySQL 5.1.20 以前では、名前付きパイプ接続は、mysqld-nt および mysqld-debug サーバーでのみ許可されます。MySQL 5.1.21 以降では、mysqld および mysqld-debug サーバーには両方とも名前付きパイプ接続のサポートが含まれています。
このドキュメントのほとんどの例では、mysqld をサーバー名として使用しています。mysqld-nt や mysqld-debug などの別のサーバーを使用する場合は、例に示したコマンドで適切な代用を行います。