以下の表は、SSL、証明書ファイル、およびキーファイルの使用を指定するためのオプションをまとめたものです。 これらのオプションは MySQL 4.0 から導入されたものです。これらのオプションは、コマンドラインでもオプション設定ファイルでも使用できます。
--ssl
サーバに対しては、サーバが SSL
接続を許可するように指定する。
クライアントプログラムに対しては、SSL
を使用してサーバに接続することを許可する。
このオプションだけでは SSL
接続の使用は保証されない。
--ssl-ca
、--ssl-cert
、および
--ssl-key
オプションも指定する必要がある。
注意: このオプションでは、SSL 接続が必須とならない。 たとえば、サーバまたはクライアントが SSL サポートなしでコンパイルされている場合、通常の暗号化されていない接続が使用される。
SSL
接続だけの使用を確実に保証するには、まず、GRANT
ステートメントで REQUIRE SSL
節を含むアカウントをサーバに作成することが必要。
そしてこのアカウントを使用してサーバに接続する。このとき、サーバとクライアントの両方で
SSL
サポートが有効になっていることが必要である。
このオプションを使用して、接続に SSL
を使用しないように指定することができる。
この場合、オプションを
--skip-ssl
または
--ssl=0
として指定する。
--ssl-ca=file_name
信頼された SSL 認証局の一覧が含まれるファイルのパス。
--ssl-capath=directory_name
PEM 形式の信頼された CA 証明書が保存されているディレクトリのパス。
--ssl-cert=file_name
安全な接続を確立するために使用する SSL 証明書ファイルの名前。
--ssl-cipher=cipher_list
SSL 暗号化に使用できる暗号の一覧。
cipher_list
は、openssl
ciphers
コマンドと同じ形式である。
例: --ssl-cipher=ALL:-AES:-EXP
--ssl-key=file_name
安全な接続を確立するために使用する SSL キーファイルの名前。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.