MySQL
は、多数のオープンファイルを使用します。そのため、CONFIG.SYS
ファイルに以下のような記述を追加する必要があります。
SET EMXOPT=-c -n -h1024
この処理を行わないと、おそらく以下のエラーが発生します。
File 'xxxx' not found (Errcode: 24)
OS/2 Warp 3 で MySQL を使用する場合は、FixPack 29 以降が必要です。OS/2 Warp 4 で MySQL を使用する場合は、FixPack 4 以降が必要です。これは、Pthreads ライブラリの要件です。MySQL は、HPFS、FAT32など、長いファイル名をサポートするパーティションにインストールする必要があります。
INSTALL.CMD
スクリプトは、OS/2 の
CMD.EXE
から実行しなければならず、4OS2.EXE
などの置換シェルでは機能しないことがあります。
scripts/mysql-install-db
スクリプトは、名前が変更されました。現在、install.cmd
と呼ばれているこのスクリプトは、REXX
スクリプトで、デフォルトの MySQL
セキュリティ設定をセットアップし、MySQL 用の
ワークプレイスシェルアイコンを作成します。
動的モジュールサポートは、コンパイルはされていますが、完全にはテストされていません。動的モジュールは、Pthreads ランタイムライブラリを使用してコンパイルする必要があります。
gcc -Zdll -Zmt -Zcrtdll=pthrdrtl -I../include -I../regex -I.. \ -o example udf_example.cc -L../lib -lmysqlclient udf_example.def mv example.dll example.udf
注意:OS/2
での制限のために、UDF
モジュール名の語幹ステムは 8
文字を超えることはできません。モジュールは、/mysql2/udf
ディレクトリに格納されます。safe-mysqld.cmd
スクリプトはこのディレクトリを
BEGINLIBPATH
環境変数に設定します。UDF
モジュールを使用している場合、指定した拡張子は無視されます。拡張子は
.udf
と仮定されます。
たとえば、Unix では、共有モジュールが
example.so
という名前の場合、以下のようなコマンドでそこから関数をロードします。
mysql> CREATE FUNCTION metaphon RETURNS STRING SONAME "example.so";
OS/2 では、モジュールが
example.udf
という名前であっても、ユーザはモジュール拡張子を指定しません。
mysql> CREATE FUNCTION metaphon RETURNS STRING SONAME "example";
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.