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このセクションでは、MySQL と ANSI/ISO SQL 標準との関連を説明します。MySQL サーバには SQL 標準に対する多数の拡張機能があります。ここでは、それらの拡張機能と使用方法を説明します。また、MySQL サーバに不足している機能と、差異を解決する方法に関する情報も提供します。
当社の目標は、正当な理由なく、あらゆる用途に対して MySQL サーバの使いやすさを制限しないことです。考えられるすべての用途に対応する開発を行うリソースがそろっていなくても、新しい領域で MySQL サーバを使用しようとしているユーザを常に喜んで援助し、アドバイスを提供します。
製品に関する当社の主な目標の 1
つは、速度や信頼性を犠牲にすることなく、SQL-99
標準への準拠に向けて開発を続けることです。大部分のユーザにとって
MySQL
サーバが大幅に使いやすくなるのであれば、当社は
SQL に対する拡張機能や SQL
以外の機能のサポートを積極的に追加します(MySQL
サーバ 4.0 の新しい HANDLER
インタフェースは、この方針の一例です。 See
項6.4.9. 「HANDLER
構文」。)
当社は、負荷が高い Web/ログの使用とミッションクリティカルな年中無休の使用の両方に対応するために、トランザクションデータベースと非トランザクションデータベースのサポートを継続します。
MySQL サーバは、小規模なコンピュータシステムで中規模のデータベース(1,000 万 〜 1 億レコード、または 1 テーブルあたり約 100 MB)を使用することを目的として最初から設計されました。テラバイト規模のデータベースでも適切に動作するとともに、ハンドヘルドデバイスや組み込み用途により適した小規模な MySQL をコンパイルできるように、MySQL サーバの拡張を続けます。MySQL サーバのコンパクトな設計によって、ソースツリーで競合することなく、これらのどちらの方向も実現することができます。
現時点では、リアルタイムのサポートは考えていません(ただし、レプリケーションサービスを使用して、すでに多くのことを実行することができます)。
データベースクラスタのサポートは、新しいストレージエンジンの実装によって 2004 年内に開始される予定です。
データベースサーバでの XML サポートの提供を考えています。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.