UNIX
での無人インストールの場合、options.server.txt
という名前のオプションファイルを作成します。UNIX
でのインストールの場合のオプションファイルの内容の例を次に示します。
debugtrace=/opt/mysql/enterprise/install.debugtrace.monitor.log mode=unattended installdir=/opt/mysql/enterprise/monitor tomcatport=8080 tomcatshutdownport=8005 tomcatsslport=8443 adminpassword=myadminpassword dbport=3300
このファイルは、ログファイルのディレクトリおよびファイル名を示し、mode
を unattended
に設定し、installdir
オプションを使用してインストールディレクトリを指定します。他の残りのオプションは、表示されているままの意味です。
installdir
オプションおよび
debugtrace
オプションをロケールおよびオペレーティングシステムに適した値に設定します。
MySQL Enterprise Service Manager
のインストール時に指定する必要があるオプションは、mode
(コマンドラインで指定されていない場合)、installdir
、adminpassword
のみです。
インストールの前にオプションファイルのオプションを確認します。エラーがあっても、警告はありません。
モニターインストーラファイルおよびオプションファイルが同じディレクトリにあることを確認します。また、オプションファイルを
options.server.txt
として保存している場合、次のコマンドを入力して、コマンドラインから無人インストールを開始できます。
shell> mysqlmonitor-version
-installer.bin --optionfile options.server.txt
同じ方法で、MySQL Enterprise Service Agent
をインストールできます。エージェントオプションファイルを作成し、optionfile
オプションを使用してエージェントインストーラを呼び出します。
エージェントインストールでは、少なくとも、mode
オプション(コマンドラインで指定していない場合)、mysqluser
オプション、installdir
オプション、mysqlpassword
オプション、agentpassword
オプションを指定する必要があります。これらの値を含むファイルを作成して、無人エージェントインストールで
optionfile
オプションとともに使用します。
必要な場合、適切な optionfile
オプションを渡して、Service Manager と Service Agent
の両方のプログラムを呼び出すスクリプトを作成します。
マシンの再起動時に、Service Manager は自動的には起動しません。詳細については、Bug#31676 を参照してください。
Mac OS X でのエージェントの無人インストールの手順は、UNIX での手順と同じです。