MySQL サーバが作成するスレッドを以下に示します。
TCP/IP 接続スレッドは、すべての接続要求を受け取り、新しく専用のスレッドを作成して、接続ごとの認証および SQL クエリの処理を行う。
Windows NT では、名前付きパイプハンドラスレッドが、名前付きパイプ接続要求に対して TCP/IP 接続スレッドと同じ処理を実行する。
シグナルスレッドは、すべてのシグナルを処理する。また、通常はアラームを処理して
process_alarm()
を呼び出し、長時間アイドル状態が続いている接続をタイムアウトさせる。
mysqld
が
-DUSE_ALARM_THREAD
を指定してコンパイルされている場合、アラーム処理専用スレッドが作成される。このスレッドは、sigwait()
で問題が発生しているシステムか、または開発者が専用のシグナル処理スレッドを使用せずに
thr_alarm()
コードをアプリケーションで使用したい場合にのみ使用する。
--flush_time=#
オプションを使用する場合、専用スレッドが作成され、指定された間隔ですべてのテーブルをフラッシュする。
すべての接続はそれ自身のスレッドを持つ。
INSERT DELAYED
を使用されるすべてのテーブルはそれ自身のスレッドを持つ。
--master-host
オプションを使用した場合、スレーブレプリケーションスレッドが起動し、マスタの更新を読み込み、適用する。
mysqladmin processlist
は、接続スレッド、INSERT DELAYED
スレッド、およびレプリケーションスレッドのみを表示します。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.