MyODBC
を使用して問題が発生した場合、まず
MyODBC
ログを作成すること、および ODBC
マネージャからログファイル(ODBCADMIN
で要求すると作成されるログ)を作成することから始めます。
MyODBC
ログを取得するには、以下の手順に従います。
myodbc.dll
ではなく、myodbcd.dll
を使用していることを確認する。確認する最も簡単な方法は、MyODBC
ディストリビューションから
myodbcd.dll
を取得して、C:\windows\system32
または C:\winnt\system32
にあると思われる myodbc.dll
に上書きでコピーすることである。
注意: 元の myodbc.dll は
myodbcd.dll
よりもはるかに高速なので、試験が終わったら元の
myodbc.dll に戻すことが望ましい。
MyODBC
接続画面または設定画面でオプションフラグ
`Trace MyODBC' を有効にする。ログが
C:\myodbc.log
ファイルに書き込まれる。
上記の画面を再表示するとトレースオプションが無効になってしまう場合は、myodbcd.dll
ドライバが使用されていないことを意味する(上記の項目参照)。
アプリケーションを起動して、異常終了させる。
MyODBC trace file
を調べて、おかしいと思われる部分を探します。myodbc.log
ファイルで文字列 >mysql_real_query
を検索すると、クエリを発行した部分が見つかります。
また、mysql
モニタまたは
admndemo
でクエリを重複して実行し、エラーが MyODBC
で発生しているのか、MySQL
で発生しているのかを調べる必要があります。
おかしいと思われる部分が見つかった場合、関連する行だけ(最大
40 行)を myodbc
メーリングリストに投稿してください。See
項1.7.1.1. 「MySQL メーリングリスト」。 決して MyODBC
ログファイルや ODBC
ログファイルを丸ごと投稿しないでください。
おかしいと思われる部分が見つからなかった場合、最後の手段として、MyODBC トレースファイル、ODBC ログファイル、および問題点を説明する README ファイルを含むアーカイブ(tar または zip)を作成します。このアーカイブを ftp://support.mysql.com/pub/mysql/secret/ にアップロードします。このファイルには MySQL AB の担当者だけがアクセスできます。また、担当者とこれらのデータは完全に分離されています。
この問題が発生するプログラムを他にも作成できる場合は、それもアップロードしてください。
同じプログラムを他の SQL サーバに対して実行すると正常に動作する場合は、そのときの ODBC ログファイルを作成してください。
提供していただける情報が多いほど、その問題を解決できる可能性も高まりますので、できるだけ多くの情報を提供してください。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.