MySQL サーバではいくつかの種類のログファイルが生成され、実行内容を簡単に確認することができます。See 項4.10. 「MySQL ログファイル」。 ただし、ログがディスク領域を占有しすぎないようにこれらのファイルを定期的にクリーンアップする必要があります。
MySQL をログファイルとともに使用する場合、定期的に古いファイルを削除またはバックアップし、新しいファイルでログを開始するようにしてください。 See 項4.5.1. 「データベースのバックアップ」。
Linux(Red
Hat
)インストールでは、mysql-log-rotate
スクリプトを使用して、古いログファイルの処理を自動的に行うことができます。RPM
ディストリビューションから MySQL
をインストールしていれば、このスクリプトは自動的にインストールされているはずです。注意:
レプリケーション用にバイナリログを使用している場合、このスクリプトの使用には注意が必要です。
他のシステムでは、ログファイルを処理するための短いスクリプトを自分でインストールする必要があります。このスクリプトは、cron
から開始します。
新しいログファイルの使用を MySQL
に強制するには、mysqladmin flush-logs
を使用するか、SQL コマンド FLUSH
LOGS
を使用します。 MySQL バージョン 3.21
を使用している場合、mysqladmin
refresh
を使用する必要があります。
上記コマンドは以下を実行します。
一般ログ(--log
)またはスロークエリログ(--log-slow-queries
)が使用されている場合、ログファイル(デフォルトでは
mysql.log
と
`hostname`-slow.log
)を閉じて再び開く。
更新ログ(--log-update
)が使用されている場合、更新ログを閉じて、1
つ番号の大きい新規ログファイルを開く。
更新ログだけを使用している場合は、ログをフラッシュして、古い更新ログファイルをバックアップに移動するだけで済みます。 通常のログを使用している場合は、以下のように行います。
shell>cd mysql-data-directory
shell>mv mysql.log mysql.old
shell>mysqladmin flush-logs
次に、バックアップを作成し、mysql.old
を削除します。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.